(関係ないと思うが)私がカントリーサイン集めを捗るようにウェブページを作成して2日後に、カントリーサインで使用している書体「ナール」「ゴナ」を作った「写研」がウェブサイトを公開した。
株式会社写研(代表取締役社長:笠原義隆 本社:東京都豊島区南大塚2-26-13)は、2021年3月8日、Webサイト(コーポレートサイト)を公開しました。
写研ウェブサイト; 「株式会社写研 Webサイト(コーポレートサイト)公開」
これは、同社と株式会社モリサワがパソコンが普及する前まで印刷業界などで使われてきた「写真植字機」の特許を申請して100年にあたる2024年に写研書体をフォント化して公開する事業の一環だと思われる。
ただ、このニュースを一般の人はわからないと思うので、簡単に説明すると「今まで専用の機械を使わないと使えなかった文字の形が、気軽にパソコンで使えるようになる。その前の準備段階。」
感覚的には、一度別れたもの(1948年に共同開発である森澤信夫氏が同社を離脱し写真植字機製作株式会社→現・株式会社モリサワを設立)が一つになるとう点で「東西ドイツの統合」に近い。(「東西ドイツの統合」のころ生まれてなかったけど。まあいいや。)
私は趣味で株式会社モリサワのモリサワパスポート(通称;モリサワ税)に納税を使用しているので「これで、リアルなカントリーサインの再現ができるようになる!」と言いたいところだが、モリサワパスポートは元々高いので、写研書体が使えるようになってもお値段はそのままであってほしいと思っている。