臨時快速に乗ってみる
2023年 7月16日(日)。
花火大会当日となりました。
まずは、臨時快速に乗ってみましょう。
旅客案内
大分駅の発車標(発車案内表示板)は、最初から「快速 / RAPID SERVICE」と表記されていました。
大分県内で日常的にこの表示が出るのは中津駅のみ。大分駅で表示されるのは年に1回あるかないかですので、かなりレアです。
LED表示も快速。
なんなら位置情報サービスの「どれどれ」も快速扱いである青色の枠線で列車の位置を表示しています。
使用車両
使用車両は大分ではおなじみの815系。
2両編成で、放送担当の乗務員はいたもののワンマン運転で運行されていました。
行先の表示は「快速|ワンマン・佐伯行き」となっていました。
この組み合わせは幕回し(行き先表示を変えていること)でちらっと見れなくはないのですが、固定表示では初めて見ました。(もしかしたら、COVID-19初期のGWで発生した特急代替快速ではこの表示があったかもしれない。)
柳ヶ浦発小倉行きの快速がワンマン運転となり、「ワンマン|快速」という種別幕を日豊本線大分地区で(短距離ではあるものの)見れるようになりましたが、県中部・南部で見れるのは今回が初めてだと思われます。
車内のLED式の案内表示器は、停車駅の設定がないせいか、非表示となっていました。
乗車録
大分を出発した快速列車は
牧駅※ホームと反対側の車両センターの画像で失礼します。
高城駅を通過し
鶴崎駅に到着。
ここで、813系と離合しました。
(正直、この臨時快速は813系で走ったほうがいいなと思いましたが…)
大在を出発し・・・
坂ノ市はきれいに通過しました。
幸崎駅では、上り列車待ち合わせのためしばらく停車しました。
この間に記念写真を・・・
幸崎を出た列車は・・・
佐志生
下ノ江
熊崎
上臼杵を通過し・・・
臼杵駅に到着。
ここでも、上り列車との離合を行いました。
その後、列車は祭りの会場最寄り駅である津久見駅に到着。
ここではしばらくの間停車しました。
今回はここまでではありません。
終着駅の佐伯駅まで乗車していきます。
津久見駅を出た後は・・・
日代を通過し・・・
浅海井では上り列車と待ち合わせ・・・
狩生
海崎を通過し・・・
佐伯駅に到着しました。
乗客の比率としては、大分発車時点では「花火客が2割、花火とは無縁そうな一般客が2割、私のような鉄オタが3割、応援のJR社員が3割。」という感じでしたが、臼杵駅から花火客が増え、乗客の6割が花火客でした。
臨時普通列車で津久見に戻る
この列車は、折り返し佐伯発臼杵行きの臨時列車になりました。
臼杵行きの車内では、過去に津久見高校から帰る生徒向けにあった普通列車の名残かワンマン放送が流れていました。ただし、乗車方法が後乗り前降りではなく、全ドアから乗降する方式になっていたため、途中で放送を止めていました。(こういう時に録音してないところ、本当に情けない。)
そんなこんなで津久見駅に到着しました。
駅構内は帰りのきっぷを購入する人たちで混雑してました。
駅前の通りは早い時間から歩行者天国となっており、帰りの混雑を解消しようと看板の設置がなされていました。
上りと下りで分けているあたり、慣れていますね。
せっかく花火大会に来たのだから…
めちゃくちゃ夏らしいことをしてみました。
焼きトウモロコシを食べ・・・
ビールを飲み。
かき氷を食べ。
またビールを飲み・・・
花火を見ました。
独りでしたが・・・
臨時特急で帰る
臨時特急「つくみ港まつり号」で帰ることにしました。
ホームまでの移動は誘導の下準備が出来ていたせいかスムーズに行われていました。
たまーに仕事が休みだと、この花火大会に来ていますが、年に一度の割にはそこそこ捌くのが上手いんですよね。
乗車録
さて、津久見では折り返しができないため、どうやって津久見まで特急列車を持ってきたかという話になると思いますが、答えは意外と簡単でした。
やってきたのは885系。
この時間に885系を持ってくる方法といえば・・・
そうです。
博多発佐伯行きの「ソニック41号」で使用した車両をそのまま折り返しで持ってきたのです。
車内は「ソニックの時、ここに誰か座っていたんだろうな?」という形跡が若干残った状態でしたが、特に気になるレベルではないのでまあいいでしょう。
方向幕は「臨時・大分行き」。
「臨時」だけの表示ではない分、マシだと思いますが・・・
なんと車内のLED案内表示器は列車名をきちんと表示していました。本気さを感じます。
どれどれは文字数オーバーだったようで「つくみ祭り号」の表示で運行。
放送は合成音声のものが流れると思いきや、Lightningケーブルの接続がうまくいってなかったのか、臼杵駅手前で「開くドアと足元に」の部分だけ流れた以外は、すべて肉声放送が流れていました。
車内の様子ですが、乗車した3号車はすべての席が埋まっており、立って乗る人が多かったです。
臼杵で2割が降り、幸崎・大在では数人程度、鶴崎の1駅割ぐらいが降り、残りの7割が大分まで乗車していました。
スマホのバッテリー残量がほぼ無かったので、写真を撮れませんでしたが、大分に到着した後、この885系は折り返して日豊本線を下っていきました。
おそらく翌朝のソニック12号の運転に備えるために、本来の休息地である佐伯に戻ったと思われます。
いかがだったでしょうか
臨時快速の運転時間に関しては「ちょっと早いかな?」と思いましたが、毎年この勢いでやってほしいなと思いましたとさ。