※2021年の話を今更記事にしています。キャンペーンは終了しています。
【LINEが来た】
ある日、大分バスからLINEが来た。
その内容は「クイズに正解した人の中から抽選で150人にプレゼント」
そのプレゼントの内容は・・・
- オリジナルパスケース
- LINE友達登録キャンペーンで配っていたものと同じ?
- nimocaポイント1016ポイント
- 1016円相当
- 1016(トイロ)パス1か月券
- 6800円相当 10時~16時大分市内乗り放題定期
・・・なんか1つだけレベル違いが混じっているような?
【当たったわ】
この手のクイズは簡単なもので、クイズに答えてさっそく抽選に参加。
見事当選した。
【引き換えてきた】
当選画面をもって引き換え場所の大分バス総合案内所へ。
定期券売り場に画面を見せると・・・
係「おめでとうございます。賞品はどれになさいますか?」
なか(えっ・・・?)
賞品は抽選の時点で決まっているのかと思っていたのだが、
3種の中から好きなものを選べるとのこと。
迷った末、1016パスにした。
申込書と使用中のnimocaを提出し、定期券情報を書き込んでもらう。
ということで、なかゐりは「バス会社から定期券をもらった人」になった。
カードの柄で見にくいが、下部にこう印字されている。
◆トイロパス ◆ 07-07月末日 0円
早速車載機にタッチして乗車。
下車時の画面表示は通常の区間定期券・エリア定期券と同じで、特に「1016パス」である旨の表示はなかった。
【考察】
大分バスが突然このキャンペーンをした理由は不明(キャンペーンページにも記載はなかった)だが、
おそらく「公式LINEの機能使い試し」と「試供品の提供による利用者の新規開拓」の2点ではないだろうか。
まず「公式LINEの機能使い試し」。
大分バス・大分交通・亀の井バスの3社は2021年3月にLINE公式アカウントを立ちあげたのだが、中でも大分バスは当初から企画券の新商品案内やイベント臨時バス情報、ダイヤ改正・迂回運行情報などが月1回以上配信されるなど他2者よりも情報発信が積極的だ。
ちょうどアカウント開設から3か月ということで、クイズ機能や抽選機能などを試しに使ってみたのではないだろうか?
次に「試供品の提供による利用者の新規開拓」。
冒頭にも書いたが、今回のプレゼントは「6800円相当の1か月フリー定期券」「1016円分としてIC乗車券にチャージできるポイント」「ICカードケース」の3点だった。
これらを提供することで、普段路線バスを頻繁に利用しない層にバスに触れてもらい日常の利用、あるいは1016パスなどの継続購入に繋げたかったのではないだろうか。
大分市民でない私はなかなか元を取るのが難しく(佐賀関まで行ったりした)、1016パスの継続購入には至らなかったが使いようによってはオトクな定期券だと思う。(大分バスさんすみません)
昼間にバスを中長距離や乗り継ぎで利用している方はご検討いただきたい。
2021年は県の補助も活用して路線バス&グルメの企画券を多数発売したり、2022年の夏は例年発売している小中学生夏休みフリー定期券「のるっちサマー定期券」が中学生500円・小学生50円になったりと何かと攻めの姿勢な大分バス。コロナウイルスの流行や人口減で公共交通が厳しい状況に置かれる中、合理化ももちろん大事であるがこういった攻めの姿勢も大事にしてほしいと思う。
関連リンク
大分バス「1016パス」案内ページ
https://www.oitabus.co.jp/bus/commuterpass/1016pass.html